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<<   作成日時 : 2014/03/05 17:27   >>

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 しばらく更新をサボっておりました。別に書くネタに困っているわありません。むしろ書きたいことは,山ほどあります。しかし,ゲームからしばらく時間を置いて,熟成させてまったりしたものを,遠巻きに表現してやろうというのが,方針変更後のスタンスです。

 まったく違う所から入ります。Sochiオリンピックを楽しみました。私の視点はどうしても女性に向きます。やりきった感満点の女性アスリートの競技後の笑顔という点で述べます。上村愛子さんと,竹内智香(字が間違っていたらm(__)m)さんに尽きます。どちらも経験豊富なベテランです。自分がやるべきトレーニングは何かをしっかり把握し,準備し,気持ちの持ち方も素晴らしく,パフォーマンスも結果もよかったということです。

 結果が出る前に流れた上村愛子さんの涙を,私は美しいと思います。間違いなく貴女はトップアスリートです。「強く,品よく,美しく」の女性スポーツの理想的な姿を見た思いです。結果的に,メダルが獲れなかったことなどどっちゃでもよろしい。貴女の感じた爽やかな清々しさを,私も想像することはできます。

 閑話休題。先日こんなことがありました。朝の出勤で市バスに乗っていました。私は,左側の前から2番目の席に座っていました。

 あるバス停で一人の70代から80代くらいのおばあさんが下車しました。そのおばあさんは,右手に手帳,左手に杖を持って,私の目の前に後ろ向きに立ちました。突然目をゆっくり閉じたかと思う間もなく,おばあさんは頭を後ろに弓なりにバタンと倒れました。

 「あかん!」と料金箱のそばにいた女性客が叫ぶより速く,私は席を立っていました。私は監督とかコーチとかレフェリーとか,前職業の習性というのでしょうか,こういう時は,真っ先に駆けつけてしまいます。

 実際,心肺蘇生を救急車到着まで,やり続けた経験が1回。心肺蘇生法を施す直前に,意識が戻ったことが2回。消防車を呼んだことが1回。救急車を呼んだことは,多すぎて回数を覚えていません。まぁ,場馴れしているのです。

 呼吸,心拍,意識を確認します。呼吸,心拍はあります。意識はすぐ戻りました。しかし,後頭部をアスファルトで強打しています。倒れている場所が車道でしたので,市バスの運転手さんと協力して,歩道までそっと移動させました。

 「動かさない方がいいです。かなり強く頭打ってます。」と周りの野次馬共に叫び,「運転手さん。救急車呼んでください!」と言いました。

 運転手さんは,救急車を手配するやいなや,乗客に事情説明し,乗り換えてくださいと乗客を全員降車させました。「フーン。こういう時は運転手さんはこうするのか。」と納得しながらも,おばあさんが動かないように寄り添っていました。こういう時,えてして被災者は自力で立ち上がろうとするものです。「おばあちゃん。ちょっと頭打ってるからね。大丈夫だから,動かんといてね。ケガはしてないからね。念のために救急車乗ろうね。」と大声で呼びかけつつです。

 救急車のピーポーピーポーが聞こえてきたので,「運転手さん。救急車を誘導してください。ぼくは付いていますから。」と伝えました。やがて,ストレッチャーがやってきました。事情説明すると救急救命士さんたちは,プロの仕事をし始めました。こういう時の彼らの患者の運び方は,しっかり見ておくべきです。見事でした。

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 もう私は用無しなのですが,おまわりさんへの事情説明に予想外に手間取りました。「いけね。仕事に遅れる。」とバス停を見たら,乗るはずのバスが今まさに発車寸前です。久しぶりに全力疾走しました。しかし,あと少しというところで間に合いませんでした。振り返ると,運転手さんとおまわりさんが両手を合掌させてペコリと頭を下げていました。

 運転手さんは,本当に申し訳なさそうな表情をしていました。運転手さんが悪いわけでもないのにね。 その姿があまりに面白かったので,二人に手を振ってから歩き出しました。寒かったので次のバス停まで歩くことにしたのです。

 しばらく歩いていると,私の横に市バスが停まりました。バス停でもないところです。さっきの運転手さんがわざわざ降りてきて,「遅くなりましたね。どうぞ乗ってください。」と最敬礼してくれます。遠慮なく乗せてもらいました。とてもいい気分です。私のために市バスが停まってくれたのですから。

 目的地に着き,回数券を料金箱に入れようとすると,運転手さんは料金箱の投入口を,手袋をした手で押さえて「こんなに親切にしていただいたのですから,乗車賃を頂くわけにはいきません。」とにこやかに仰いました。「ありがとうございます。」とこれまた甘えることにしました。

 職場へ向かう道すがら,とてもいい気持ちです。私は当たり前のことをしたに過ぎません。でも所謂「いいこと」をしたのです。皆さんも経験されたことあるでしょう。「いいこと」をした後の気持ちよさや清々しさを。大人も子どもも共通に感じますね。

 まして,生まれて初めて,市バスにタダで乗せてもらうというお駄賃までついたのですから,とてもいい気分です。市バスの運行規定にあるのかもしれませんが,運転手さんが「せめてものお礼の気持ちです。」と大盤振る舞いしてくれたのだと思うことにしました。その方が,よりいい気分になれますのでね。

 途中で「あれ,この気分。よく感じていた気分だな。はて何だろう?」と気づきました。しょっちゅう経験していた,あのいい気分です。「はて,どんな時に,この気分になっていたのだろう?」と考え始めましたが,職場に着いてしまいました。

 私は,小さな善行の自慢をしているのではありません。言いたいことはこれからです。でも長くなってしまいました。続きは明日にでも。さて今晩は,久しぶりにステーキを焼くのです。オージービーフですが,焼き方は学生時代のバイト先のステーキハウスのシェフ仕込みです。これからの時間は,それに専念しなくてはならないのです。以下次号へ。

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